バッドエンドな夢
【簡単に言うとこの記事はただの見た夢の話です】
昨日の夜はいつもより寝付きが悪かった。
それはこれから見る夢のせいだったのかもしれない。
僕は今日変な夢を見た。
夢の中の僕には鼻がない。
前歯がない。
右腕がない。
どこまでも白い空間に息がしづらい体とともにポツンと1人、僕はいた。
白い空間の果てを考えているとどこかで僕は鐘の音が聞こえた。
その時ちょうど
僕でないだれかが靄とともに現れた。大学生ぐらいの男だ。
その男には目がない。
右足がない。
左足もない。
なんでそんな状態になってるのかも分からない。
ただただ「どこだよぉ!!ここは!?おい!なんも見えねぇ!!」
と目がない男が叫ぶだけの空間が生まれた。
すこし近寄ってみる。
あれ…
急に、自分の鼻がないことが急に悲しく思えてきた。
欲しい。鼻が。
夢の中の僕は異常だ。
気がつくと僕は目が無い男の顔から鼻を引きちぎっていた。しかし、不器用な左手ではうまく引きちぎらない、というか人体から体の一部を引きちぎるなんて五体満足でも大変だ。
でも僕は欲しがったんだ。
叫ぶ男の声なんて耳にない。
手を使う歯を使う爪を使う。
どうにかして男の鼻が欲しかった。
結果、僕は勝ち取った。鼻を。その過程で首を絞めたり折ったりしたことなんてなんにも思わない。
男の様子を見ているとピクピクすこし動いたあともう微動だにしなくなった。
僕は平べったい皮膚にもぎ取った鼻を擦り付ける。
いいねぇ。
実際にはついてないのだが、なぜか息がスムーズに行える気がする。
突然鐘の音が鳴った。
また1人、靄の中から人が出てきた。
長髪の女性だ。
引きつった笑みを浮かべて、目は涙目になってるその女性は、両腕を失っている。
引きつった笑みの中から覗くのは綺麗に生えそろってる可愛い歯。
あら可愛い。
僕のものにしたいなぁ。
さっきよりも強い欲求が僕の中で生まれた。
そう考えてたら殺してた。
寝っ転がって絶えた女の前歯を踵でへし折る。
それらの断片はいびつで、指の皮膚なら難なく切れそうだ。だから自分の前歯のない歯茎にめり込ませる。
あとは右腕だけだ。
鐘の音が鳴った。また人が出てくるんだろう。
そいつが右腕を持ってたら殺して貰おう。
そして当然の如く靄の中からひとり、人が出てくる。
丸坊主っていうかスキンヘッドのその男は筋肉がむきむきでいかにも強そうだ。
どうやって右腕を頂こう。
この男も引きつった笑みを浮かべている。
そしてこの男は僕をみると引きつった笑顔のまま、
「揃ったぁ…」
と呟いた。
と、同時に僕に向かってくる。
僕は向かってくる男になんも反応できずに右ほほをぶん殴られる。
痛い。
ぶっ飛ぶ風景の中で一瞬男の顔に焦点があう。
あぁ、なるほどね、と思った。
この人には 耳がないのか。
急に怖くなった僕。
朦朧とする意識の中で逃げないと、と思うけど、痛くて怖くて体のどこを動かせば良いのかわからない。
ぶっ飛んだ僕に近づいてくる男。
僕は必死で耳を片手で隠すけどとても耐えきれるとは思えない。
仰向けに耳を塞ぐ俺の顔をゆっくり覗く男はにったり笑いながらよくわからないことを言う。
「あはぁ…揃う…やっとぉ…じはぁ…」
「遠かったぁ…何人揃えたっけ…俺のだぞぉ…遠い体…揃えた体ぁ…」
もう人間的な感性は無いんだろう。目も虚ろだ。
目を潰して時間を稼ごうと、僕震える人差し指をゆっくりーーーとしか動かせないーーー男へ伸ばす。
「へへぇ…指ぃだぁ…さっき殺した女の…指ぃ…?」
筋肉男はバカみたいな顔をしてなんか呻いてる。
だからそのままゆっくり男の目に指を入れる。
ズブズブ入っていく。
汚い声で絶叫する男。
それを尻目に僕は1人目に殺した男に走って近づく。
こいつの右腕を貰えば…‘揃う’んだろう
僕は右腕を引っこ抜こうとする。
そうすぐ簡単に引っこ抜けないが、片目を抑えた筋肉男が耳を奪いにくるのは時間の問題だ。だからもう力づくで引っ張る。腕の付け根を殴る。ダメだ。蹴っても取れない。どうしよう。
筋肉男の片目がこちらを捉える。
ヤバイ、早くしないと。
僕は歯茎にめり込ませた元 女の前歯 をぶち抜く。
その尖った前歯で男の腕の付け根を切りつけまくる。少しずつだけど、切り込みは入る。
筋肉男が走ってくる。
ヤバイ。
必死で切りつける。
筋肉男ともう1mもない。
必死で切りつける。
僕のお腹に、筋肉男が走りながらの蹴りを入れる。
痛い!吐きそうだし、息が止まる。
でももう切りつけることしか頭にないので呻き声を上げながら切りつける。
俺の腹に蹴りが入り続ける。
僕は嘔吐し、吐血し、朦朧としながらも切りつけるのもやめない。
しばらく、筋肉男が僕を蹴り、僕が死体を切りつけるという時間が続いた。
切り込みの深さが切断の半分まできたので前歯は横に置いて僕はその切り込みに左手を入れる。
そのまま引きちぎろうとしたのだが、それを見た筋肉男が本格的に僕の耳を奪いにくる。
筋肉男が僕の耳を引っ張る。僕が死体の腕を引っ張る。
腕、もう少しなんだけどなぁ。
こんなムキムキ男に耳引っ張られたらすぐ取れちゃうじゃねぇか。
ところが、僕の耳には血さっき殺したひとたちの血がべったり付いていて指がうまく掴めないようで、うまく引きちぎられないでいる。
このスキに死体から腕を完全に引きちぎる。
それを見た筋肉男は今度は僕にしがみつく。僕の 右腕があるべき場所 へ手を置いて繋げるのを邪魔してる。
僕は持っている右腕をさっき置いた前歯に持ち替えてその手にブッ刺す。
男が悲鳴をあげる。手がどいた。ついでにその前歯を歯茎に戻し刺す。
そして右腕を持ち直し、 右腕があるべき場所 へくっつくける。
男が悲しそうな顔でこちらを見る。
僕の視界が靄に包まれる。
完全に僕の視界が靄だけになった。
はっ!
ここで僕は目が覚めた。これが今朝の話。
っていう今までにこんな奇妙な夢を見たことはないし、それでいてとても現実感があった夢の話でした。
どーでした!?
こわくない!?俺は怖いんだけど!!
あーー怖かった。
夢だとはわかっているんだけどとても嫌な体験でしたね。二度と味わいたくない。
ちなみに目覚めた時間は12時。よく寝たな、おい。
昨日いつもより早めの12時に寝たのに…2時とかに寝ても9時には起きるのに…。
あの夢だから長く寝てしまったのかな…?とかいって。
まぁいいや、
とりあえず
あぁこわって思いましたね!
んでもって夕方になって、
あ、このことを記事に書いたら面白いんじゃね、
と思って今書いてます。w(記憶が曖昧なところは予測で書いてます
今後もまた変な夢を見たらこうやって書いていきたいなぁと思いますね!!
書いていて楽しかったし!見てくれてありがとうございました!!!それにしても
今日は思うように右手が動かないなぁ。